大洲出身というとUターン代表のように思われますが、当時は帰郷する予定は全くなく、IKEUCHI ORGANICのタオルを地元で使ってほしいとセールスに訪れた際、町家再生のプロジェクトを知り、翌年にはこの店をオープンしていました。もともと大洲のまちが大好きなので、知る人ぞ知るこのまちの魅力や商品を伝えていければと思っています。
　今の大洲には可能性しかないと思っています。これからUターンや移住を考える人には、受け身ではなく、ぜひ自分自身で働く場所や居場所をつくる提案をしてほしいと思います。個人的には、サステナブルな旅の視点から肱川の舟をもっと活用できればと思っています。大洲に行くとサステナブルを実感できる、そんなまちになっていくと嬉しいです。